ドライアイはレーシック手術の後遺症

レーシックとは、目の表面にある角膜にAエキシマレーザーを照射して、視力を矯正する手術のことです。
近視の人は通常、メガネやコンタクトレンズといったもので視力の矯正を行いますが、そのような道具を使うことなく、裸眼の視力を矯正できることから、人気となっています。
レーシックでは角膜を手術することから、個人差はありますが、合併症を引き起こす場合があり、最も例の多い合併症はドライアイとなっており、これは後遺症として残ることがあります。
レーシック手術の後遺症であるドライアイの症状について詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
その他にも、術前より視力が低下したり、角膜の表面を薄くスライスして作るフラップと呼ばれるふた状のものがシワになったり、フラップの下に塵や腫瘍ができたり、レーザーの照射がずれることによって乱視になったりと、深刻な合併症が報告されています。
私は、このような合併症や後遺症の可能性を術前に説明されたとき、とても不安でした。
一度は手術をやめて、コンタクトレンズを使用し続けようかとも考えましたが、医師に何度も確認したところ、深刻な合併症が起こる確率は1パーセント未満となっていると聞き、一番確率が高いドライアイだけなら、コンタクトレンズを使用しているときも感じている症状であるため、レーシックを受けることにしました。
手術はすぐに終わり、レーシックを受けたその日のうちに帰ることができました。
また、心配していた合併症や後遺症はなく、手術の当日から既に視力が矯正されていたので、メガネやコンタクトレンズを手術から帰ってすぐに捨ててしまいました。
レーシックによってクリアな視界を手に入れることができて、変わらず日常の生活を送っています。
レーシックによるドライアイの原因は、手術の過程で涙の量を調節する神経を切断してしまうことから起こるものなので、ほとんどの人は一生そのままという訳ではなく、3ヶ月ほどで元通りに治ります。
まれに神経が回復せず、ドライアイの症状が残ってしまうこともあります。

Copyright 2010 乱視を矯正.com All Rights Reserved.